粉体塗装

粉体塗装

粉体塗装は高い防錆能力を持つ塗装手法です。1回の工程で厚みのある塗装を実現し、塗料の再利用もできることからコスト面でも優れているのが特徴です。元郷塗装工業株式会社の粉体塗装に対するこだわり、塗装工程についてご紹介します。

元郷塗装の粉体塗装: 14丁のガンによる自動塗装を実現する充実の装備

静電粉体塗装工程

静電粉体塗装工程

粉体塗装とはパウダーコーティングとも呼ばれており、粉末状の塗料を付着させて焼き付ける手法です。有機溶剤や水などの溶媒を使わないため、環境や人体にもやさしいという特徴もあります。有機溶剤が持つ毒性や発火のリスクを軽減するとともに、塗料の飛散も少ないため公害対策塗料として普及しています。

粉体塗装は防錆能力が高いことから、ガードレールや水道資材、建設資材、街灯ポールといった耐久性が求められる被塗物に広く使用されています。1回の工程で厚みのある塗装の実現も可能で、ムラや垂れといった不良品発生率も少ないのが特徴です。塗料は再利用できるため、コスト面でも優れています。

元郷塗装工業では14丁のガンによる自動塗装と塗料のロスを減らす回収装置を導入。空気中のゴミや細菌、温度など徹底管理したクリーンルーム内にて塗装を行うことで、ゴミやホコリの付着による不良品発生率を低減します。

防錆能力が求められる被塗物、コストを抑えたい、大量生産が必要な製品など、元郷塗装工業の粉体塗装ではさまざまなニーズにお応えできます。

粉体塗装の特徴

長所 強い塗膜
柔軟性のある塗膜
優れた防錆能力
環境にやさしい塗料
コストを抑えられる
短時間で色替え可能(元郷では専用のブースで20分)
短所 薄い膜厚には不向き
少量生産や細やかな調色が難しい
身体や環境問題対策にも優れた粉体塗装
塗装の工程や塗料の種類によっては、大気汚染や火災、中毒などの懸念があります。しかし、粉体塗装はこれらのリスクが少なく、作業を行う技術者への影響も少ないのが特徴です。シックハウス症候群や大気汚染の原因といわれる有機溶剤を使用していないため、公害問題対策にも適しています。 身体や環境問題対策にも優れた粉体塗装

粉体塗装に適した業界

粉体塗装に適した業界

雨ざらしになるものや海沿いなど、高い防錆能力が求められる製品に適しています。そのほか、過酷な条件で用いられる建設機械や資材、水道資材など、耐久性が必要な被塗物に粉体塗装が用いられています。

道路のガードレール、街灯ポール
水道資材
建設資材
建設機械(フォークリフト、ブルドーザー、ユンボなど)

粉体塗装の塗装工程

1.前処理
  • アルカリ脱脂
  • 水洗
  • 3-1.表面調整(鉄等)
  • 3-2.エッチング(アルミ)
  • 4-1.リン酸亜鉛被膜処理(鉄等)
  • 4-2.三価クローム酸処理(アルミ)
  • 4-3.ジルコニウム処理
  • 5.水洗・乾燥
2.除塵・除電
  • より精密なホコリ除去
  • 静電気の除去
3.粉体塗装
  • ハンドガンによる塗装
  • 2.14丁の粉体自動塗装機による塗装
  • ハンドガンによる補正塗装
    ※回収ブース設置済
4.焼付・乾燥
  • 1600C~2000Cで20~30分の乾燥
  • 冷却して検品